ハルノタムラソウ













今までハルノタムラソウは群生するものだとは思っていませんでしたが、
所変われば、ごく普通に行けども行けども群生するするのです。
とは言っても、花期のピークは過ぎていたので、よく見ないと群生していることもわかりません。
白い花をたくさんつけたモデルさんも少なくて、出来るだけ明るくて、揺れない個体探しに疲れました。


’09.5.30撮影 肝属郡(鹿児島県)
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 Salvia ranzaniana Makino
ハルノタムラソウ(春の田村草)/ シソ科 アキギリ属 多年草/ 4~6月/ 本(紀伊半島)、四、九
湿った谷間、コケの生えた岩上。草丈5~35cm。葉はロゼット状となり、1~2回羽状複葉。下部の葉には長い柄がある。小葉の縁には少数の鋸歯がある。花は茎の上部に輪状に唇形花をつけ、花冠は白色で長さ約8mm。雄しべは2本で前方の葯隔は花糸状に伸びて1室の葯をつけ、後方は小さく退化する。萼は2唇形で、長さ5~6mm、果時には約8mmになり、外面には粗い毛が散生し、しばしば紫色を帯びることがあり、内面中央部に輪状に白毛がある。花穂は普通1本立ちであるが、よく生長した個体ではしばしば分枝する。果実(分果)は楕円形。

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