Alpinia zerumbet (Pers.) B.L.Burtt et R.M.Sm.
ゲットウ(月桃)/ショウガ科 ハナミョウガ属 多年 /4~6月/熱帯アジア原産 九州南部、琉球
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別名(サンニン) 栽培品が野生化していることもある。地下茎は横に這い、あちこちから地上に偽茎を立てる。偽茎は高さ2mほどになり、先端の方に互生するように大きな葉をつける。葉は楕円形で緑、やや硬くて艶がある。偽茎の先端から総状花序を出す。花序はやや垂れ下がり、赤い縁取りの入った白い苞に包まれた蕾が並び、その先が開くとそこから突き出すように大きな白い花を咲かせる。花弁は厚みがあり、蝋細工のような手触り。唇弁は黄色で、中央に赤い縞模様がある。9月
- 10月に赤い実を結ぶ。
クマタケランに似ているが、より大形で葉の縁に毛が密生し、花序は垂れ下がる。琉球では葉でモチや団子を包む。 |
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