オオバヌスビトハギ



葉は常緑で、茎の下方に集まってつくことが特徴です。
頂小葉は卵形です。葉の脈が目立ちます。
識別ポイントは
トキワヤブハギは小節果の長さが2倍近く長く、葉の脈が目立たない。
よく似たリュウキュウヌスビトハギは葉が茎全体につく。




花は帯紅紫色なんですが、白っぽく見えます。
長さは7mm程度でまばらについています。

’04.9.19撮影 加江田(宮崎県)

 Hylodesmum laxum (DC.) H.Ohashi & R.R.Mill
オオバヌスビトハギ(大葉盗人萩)/ マメ科 ヌスビトハギ属 多年草 / 8~10月 / 本(関東以西)~九
別名サイゴクトキワヤブハギ。平地の林下。葉は常緑、茎の下方に集まってつくことが多い。頂小葉は卵形または楕円形、先は多少とも伸びてとがり、長さ5~15cm、幅3~6cm、側脈は葉縁に達しない。托葉は挟卵形で長さ3~5mm。花序は全体にかぎ毛があり、ふつう茎頂につき、長さ20~40cmであるが、ときに根元から分枝し、80cmに達する。花柄は花期に長さ4~13mm、果実期に長さ5~20mm。花は長さ約7mm、帯紅紫色。萼は1.3~2.5mm、上部で4浅裂する。竜骨弁は長さ5~7.5mm、鈍頭。節果は2~4小節果よりなり、節果の柄は長さ10~18mm、小節果は長さ9~10mm。

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