ヤブニンジン

’０５．４．２４撮影　井原山（福岡／佐賀県) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　’０５．４．２４撮影　井原山（福岡／佐賀県) 小花序の中心部に雄花が集まってつき、 周囲にやや大きい両性花が数個ついています。 　　　　　　　　　　　　　　　’０５．４．２４撮影　井原山（福岡／佐賀県) はうなだれているので、元気がなさそうに見えるのですが、 そうでもないようです。 ニンジンの葉に似ているかなぁ。                                                    　’１４．４．２３撮影　阿蘇外輪（熊本県）                                                  　’１４．４．２３撮影　阿蘇外輪（熊本県） この時期、どこにでも多いヤブニンジンですが、ヤマブキソウと一緒だと、いつもより素敵に感じます。

Osmorhiza aristata (Thunb.) Rydb. var. aristata ヤブニンジン（藪人参）／　セリ科　ヤブニンジン属　多年草　／　４～５月　／　北、本、四、九 別名はナガジラミ。高さ３０～７０ｃｍ。葉は２回３出羽状複葉。薄くて軟らかく、裏面は白っぽい。小葉は卵形で縁には粗い鋸歯がある。枝先から複散形花序をだし、白色の小さな花をまばらにつける。大花柄の基部に総苞片があり、小花柄の基部に小総苞片がある。小花序の中心部に雄花が集まってつき、周囲に長い子房の両性花が数個つく。雄花は花柱が退化して雄しべ５個。両性花はやや大きく、雄しべ５個と長い子房と発達した花柱２個がある。果実は長さ約２cmのこん棒状。 葉がニンジンに似ていてやぶに生えることによる。

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