チャボシライトソウ
2年前はドライフラワーのようなチャボシライトソウが1株残っていただけでしたが、
今年は登山道にニョキニョキしていました。
不鮮明な画像で申し訳ありません。
長い糸状のものが花びら、根元に見えるのが雄しべ、真ん中の緑色の珠が
子房で大きく膨らんでいます。
茎葉は写っていますが、根生葉がわかりませね。(-.-;)
花期は5月末~6月初めまでのようです。
またの機会があれば、もう少し早めに出かけたいと思います。
’04.6.12撮影 宮崎県
*APG分類。従来の分類ではユリ科
Chionographis koidzumiana Ohwi
チャボシライトソウ
(矮鶏白糸草)/ *シュロソウ科 シライトソウ属 多年草 / 5月 /
本(愛知県、紀伊半島)、四、九(宮・鹿)
岩上、明るい林床。草丈12~40cm。根出葉は卵形~狭卵形、柄も含めての長さ2~8cmと小型。花は花茎の先にややまばらにつき、花披片は白色~緑白色~帯紫色で、上方の3~4個の花被片は糸状で長さ9~15mmと長く、下方の2個は退化する。雄しべは6個、花糸は短く、葯はやや球形。子房は上位で球形、葯室は上方が合着し1室になる。果実(蒴果)は長さ3~4mm。
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