チョウセンノギク  '16



今年、一番目立っていたのはチョウセンノギク。
’05年に比べると群生密度は低くなりましたが、思った以上に咲き誇っていました。





















舌状花に淡赤紫色の筋目が入った花も数株ありました。


’16.10.31撮影 平戸市(長崎県)
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(広義)Chrysanthemum zawadskii Herbich
  イワギク〔ホソバチョウセンノギク、チョウセンノギク〕/ 8~11月 / 本州~九州に隔離分布
  山地の岩の裂け目などに生える多年草。根茎を伸ぼしてふえる。高さ10~60cm。根出葉には長柄があり、葉身は広卵形で長さ1~3.5cm、2回羽状に深裂または全裂する切れ込みの深い型(狭義のイワギク)と、羽状に5浅~中裂する切れ込みの浅い型(チョウセンノギク型)があり、中間的な形態も見られる。両面に腺点がある。頭花は径3~6cm、舌状花は白色。総苞片は3列で、ほぼ同長、外片は線形、先は膜質で円く、背部には毛が少ない。瘦果には毛がなく5肋がある。 
日本では本州北部から九州まで点々と隔離分布し、イワギク型は岩手(安家)·石川県(白山)·奈良県(大台ヶ原)·鳥取県(氷ノ山)·愛媛県(寒風山)·宮崎県(白岩山)など、チョウセンノギク型は、岩手県(久慈渓谷など)·長崎県(平戸、対馬)·鹿児島県(磯間岳)などに産する。しばしば石灰岩地で残存植物となっている。
 Chrysanthemum zawadskii Herbich subsp. naktongense (Nakai) Y.N.Lee var. dissectum (Y.Ling) Kitag.
イワギク(岩菊)/ キク科 キク属 多年草 / 9~10月 / 本州~九州に隔離分布
  山地の岩場。高さは10~60cm。頭花の直径4~6cm。葉身は長さ2~3cmで3~5裂する。葉裏の毛はほとんどない。地方によって、葉の切れ込み方や裂片の幅などに変化がある。葉の形、
 Chrysanthemum zawadskii Herbich subsp. naktongense (Nakai) Y.N.Lee 
チョウセンノギク(朝鮮野菊)/ キク科 キク属  多年草/ 10~11月 / 長崎県、鹿児島県
山地の岩場。草丈10~50cm。根出葉は長い葉柄があり、広卵形で3~5中、深裂し、裂片の幅が広い。頭花は少なく、枝の先に単生し、白色で直径5~8cm。

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