ジャケツイバラ






開花すると、遠くからでも鮮やかな黄色花が目立ちます。
漢字表示の「蛇結茨」は
茎がつる性で曲がりくねっており、あたかも蛇が結ばれてとぐろを巻いたようであることから命名されたようです。

枝にはカギ状のトゲが沢山あって、絡みついたらほどけそうにありません。





’20.5.14撮影 添田町(福岡県)
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 Biancaea decapetala (Roth) O.Deg.
ジャケツイバラ(蛇結茨)/ マメ科 ジャケツイバラ属 落葉低木/ 4~6月/ 本(山形、福島県以南)~沖縄
日当たりのよいやや湿ったところ。枝はつる状にのび、鋭きカギ状の刺がある。葉は偶数2回羽状複葉で、葉軸や葉柄には刺がある。小葉は5~12対。枝先に黄色の花が穂になってつく。花は3cmほど。花弁5個、広倒卵形、上側の1個が少し小さく赤い筋があり、赤色の雄しべ10個。豆果は長さ約10cm、上側の縫合線が翼状にはりだす。褐色に熟すと、2つに裂開し、数個の種子をだす。名前の由来は茎がつる性で曲がりくねっており、あたかも蛇が結ばれてとぐろを巻いたようであるから。 

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