ヤシャビシャク


                                   ’25.5.5撮影 福岡県

ややお年を召していましたが、花を見ることができました。
子房には針状腺毛が密生し、花より目立っています。



                    ’25.5.5撮影 福岡県



                                   ’25.5.5撮影 福岡県

老木に着生しますが、寄生植物ではないそうです。





                 ’01.7.28撮影 霧立山地(宮崎県)

苔むした岸壁に不思議な果実が!
先に枯れた花の名残がついています。
熟しても緑色のようです。スグリの仲間だったら、食べれるのかな。
花も見てみたいですが、縦走路の道のりは長すぎます。

*APG分類体系、従来の分類ではユキノシタ科
 Ribes ambiguum Maxim.
ヤシャビシャク(夜叉柄杓)/ *スグリ科 スグリ属 落葉小低木 / 4~5月 / 本州~九州
別名はテンバイ、テンノウメ。 根は落葉広葉樹の老木の樹幹上を這い、樹幹から垂れ下がり、時に1mになるものもある。葉は互生、短枝の先に束生する。葉は長さ3~4cmの円腎形で、両面に軟毛が多く、縁には鈍鋸歯があり、浅く5~7裂する。葉柄には軟毛が密生する。雌雄異株で、葉腋に1~3個の柄のある花をつける。花は短枝の先に1~2個ずつつき、淡緑白で長さ5~8mm。子房には針状腺毛が密生する。果実は直径7~12mm、球形の液果で、全面に針状の毛が生え、秋に緑色に熟す。和名は果実の形に基づくとされている。

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