アオホオズキ

イガホオズキ ’05.6.4撮影
                           ’05.6.4撮影


 イガホオズキ ’05.6.4撮影
                         ’05.6.4撮影


イガホオズキ ’05.6.4撮影
                         ’05.6.4撮影

よく通るルートなのに、いままで気がつかなかったなんて!?
仲間のイガホオズキは萼が長毛だらけですが、こちらは長毛が見えません。
果実はイガホオズキとは違って、細長い壺状になるそうです。

英彦山(福岡県)

 Physaliastrum japonicum (Franch. et Sav.) Honda
アオホオズキ(青酸漿) / ナス科 イガホオズキ属 多年草 / 6~7月 / 本州~九州
  山地の谷沿いのやや湿り気のある林内。高さ 30 ~ 60 cm。茎はやわらかく、まばらに分枝して、まばらに軟毛が生える。葉は互生し、長さ 5 ~ 12 cm、幅 1.5 ~ 4 cm、長楕円形で先はしだいに細くとがり、基部ははしだいに狭くなって長さ 0.5 ~ 1.5 cmの柄となる。葉の縁に短毛がやや密に生え、両面にはまばらに短毛がある。花は葉腋に1 ~ 2個、下向きに咲く。花柄は細く、花期、果期ともに長さ 1.5 ~ 2.5 cm。萼は杯形で縁は低い3角状の5歯があり、太い毛がまばらにはえる。花冠は淡緑色、径約 1.5 cm、広鐘形で、先は5浅裂し、外面に短毛がやや密にはえる。液果は楕円形で淡緑色、長さ 1 ~ 1.3 cm、幅 0.7 ~ 1 cm、花後に長さ1.3 ~ 2 cmに肥大した緑色の扁平な壷状の萼に包まれ、萼の外面に短い刺状突起がまばらにある。 
<同属の仲間> イガホオズキ
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