アケボノソウ


                       ’15.9.13撮影



                                                 ’14.9.21撮影
近くに群生する場所もあるのですが、苔むした場に咲く花たちに感動を覚えます。

深倉峡(福岡県)
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 Swertia bimaculata (Siebold et Zucc.) Hook.f. et Thomson ex C.B.Clarke
アケボノソウ(曙草)/ リンドウ科 センブリ属 1~2年草 / 9~10月 / 北海道~九州
 
  
山地の湿ったところ。草丈50~80cm。根出葉は大型で花時には枯れる。茎葉は卵形~披針形、長さ5~10cm、幅2~4cm。先は鋭頭、基部はくさび形、鋸歯はなく、3~5本の脈が目立つ。花は疎らな集散花序になる。花柄は長さ1~5cm。花冠は白色~乳白色、4~5深裂し、裂片は広倒披針形で長さ10~13mm、裂片の中央よりやや上に、円形で径約1.5mmの黄緑色の蜜腺溝が2個あるが蜜腺溝のまわに毛はなく、その上に濃緑色の斑点がある。萼は4~5深裂し、裂片は広披針形で花冠裂片より短い。雄しべは花冠裂片と同数で、その基部につく。和名は花冠の裂片に黒紫色の斑点があるのを夜明けの空に見立てたといわれている。 

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