ジャノヒゲ


                 ’16.7.3撮影 添田町(福岡県)



                ’16.7.3撮影 添田町(福岡県)





                ’03.7.27撮影 古処山(福岡県)



               ’03.7.27撮影 古処山(福岡県)

花茎が低いので、下からのぞくのがたいへん。
でも、俯いた花はのぞきたいですよね。
よく似たものに葉が長い(30~55cm)ナガバジャノヒゲという変種があり、
この個体は??
もうひとつの特徴に走出枝を出さないらしい。
元画像を見直すと不鮮明ですが走出枝があるような。
ということで、かなりいい加減な同定で母種のジャノヒゲとします。



< 種子 >             ’24.10.24撮影 福岡市

↑若い種子 と 熟した種子↓


   < 種子 >                       ’02.2.3撮影 久山(福岡県)

綺麗なブルーの実が綺麗!
いえいえ、これは果実ではなく種子なんです。
種子の色がよく似たノシランは卵形で、ジャノヒゲは球形に近いです。

 *APG分類体系、従来の分類ではユリ科
Ophiopogon japonicus (Thunb.) Ker Gawl.
ジャノヒゲ(蛇の鬚)/ *クサスギカズラ(キジカクシ)科 ジャノヒゲ属 多年草/7~8月/北、本、四、九 
別名リュウノヒゲ。 山野の林内。草丈7~15cm。根茎は垂直で時に1~2回分枝し、先端部の所々に紡錘状の膨らみがある。長さ5~30cmの長い走出枝を出して増える。葉は根生し、線形で下部で直立、中~上部で弓状に曲がり、長さ10~20cm、幅2~3mmと細く、先は鈍頭。花茎は下部~中部で直立、上部で曲がり、やや扁平で狭い翼がある。花は長さ1~9cmの総状花序になり、1つの節に1~4花つき、花被片は淡紫色~白色、卵状長楕円形で長さ3.5~4mm。種子は球形、直径6~8mmで碧色。

<よく似たもの>
 ナガバジャノヒゲ:葉が長く、走出枝を出さない。
 オオバジャノヒゲ:葉の長さ幅ともに2倍ほど大きい

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