’24.7.4撮影 糸島市(福岡県) タイミングが悪かったのか、開花した花が少なめでした。古い花と蕾はたくさんありました。 蕾は両手を閉じたような形で、上を向いていますが、 開花して暫くすると好き勝手な方向を向いています。 ’24.7.4撮影 糸島市(福岡県) ウマノスズクサの匂い 表現するのが難しい。糞や腐肉の匂い、この系統の匂いです。これだけ近づくと、わかりました。 ハエが好きそうな匂いです。 ’05.7.30撮影 江津湖(熊本県) 以前の画像を見ると、コバエが開口部付近に写り込んでいました。 ハエは大嫌いですが、ハエの運命が気がかりになります。 ’23.6.24撮影 糸島市(福岡県) < ウマノスズクサの作戦 > 花はラッパ状になっていて、筒の根元に丸い壺みたいものがあります。 丸い壺の奥には準備OKの雌しべが待っています。(雌性先熟) 雌性期は筒部の逆毛が長く、ハエが入ると後戻りできずに壺に閉じ込められます。 (花粉をつけたハエだった場合はここで受粉が起こります。) 雄性期になると逆毛が萎縮して花粉をつけたハエが出られるようになるそうです。 こんな巧みな方法で受粉しているのに、結実率が低いのはなぜでしょう。 同じところで群生しているものは、地下茎を伸ばして増えているらしい。 同一個体からの受粉では種ができないというのは、植物界ではよくあることなので、納得。 ’23.6.24撮影 糸島市(福岡県) ’23.6.24撮影 糸島市(福岡県) ’23.6.24撮影 糸島市(福岡県) ’23.6.24撮影 糸島市(福岡県) ↑6月なのに、盛大に開花していました。 ウマノスズクサは全草、有毒ですが、食草にしているのが、ジャコウアゲハ。 ↓日陰を見るとジャコウアゲハの幼虫がいました。 ’23.6.24撮影 糸島市(福岡県) ↑ジャコウアゲハの幼虫 ↓ジャコウアゲハの成虫 |
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