チョウジタデ
’10.9.19撮影 行橋市(福岡県)
’10.9.19撮影 行橋市(福岡県)
花弁は普通4枚ですが、5枚のものもあります。
1つの株でも4弁花と5弁花があって、花が咲き始めたばかりの頃は茎も花柄も緑っぽいです。
似ている在来種のウスゲチョウジタデは5弁花で、直径8mmくらい、茎、葉に細毛がある。
外来種のヒレタゴボウは4弁花で、もっと花が大きく直径25mmくらいです。
’10.9.19撮影 行橋市(福岡県)
Ludwigia epilobioides Maxim. subsp. epilobioides
チョウジタデ
(丁字蓼) / アカバナ科 チョウジタデ属 1年草 / 8~10月 / 日本全土
水田や湿地。和名は全体がタデに似ていて、花がチョウジの花に似ていることによる。別名はタゴボウ(根がゴボウに似ているから。)高さ30~70cm。全体にほぼ無毛。茎に4稜があり、しばしば赤みを帯びる。葉は披針形で秋紅葉する。葉腋に直径6~8mmの黄色の小花をつける。花弁は4~5個、萼より短い。雄しべは4個。果実は棒状で細長く長さ1.5~3cm、先端に萼片が残る。
よく似た在来種のウスゲチョウジタデは茎や葉に細毛が密生し、花は5弁、花弁が幅広く花弁の隙間がなく、花床に白毛が密生し、茎はあまり紅色を帯びない。外来種のヒレタゴボウは茎に翼があり、花が大きく、4弁花。
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