ツルギキョウ '18
この自生地は5年ぶりです。
災害、人災で環境が悪化し、絶滅寸前だったのですが、5年ぶりに出掛けてみると
復活していました。\(^-^)/(*^_^*)
キキョウと同様に、雄性先熟のようです。
雄しべが花粉を出し役目が終わると雌しべが成熟し、花柱が現れ、先が開きます。
自家受粉しないための工夫は巧みです。
’18.9.27撮影 福岡県
ツルギキョウGalleryへ
*APG分類体系、従来の分類ではツルギキョウ属
Codonopsis javanica (Blume) Hook.f. et Thomson subsp. japonica (Makino) Lammers
ツルギキョウ
(蔓桔梗) / キキョウ科 *ツルニンジン属 つる性多年草 / 本(関東以西)~九
葉は対生または互生し長さ2~6cmの柄があり、葉身は卵心形で長さ3~9cm、質は薄く、先は鈍く、基部は心形で全縁。裏面は粉白色を帯びる。花は葉腋に1個ずつつき、有柄、広鐘形で長さ10~15mm。白色で内部は淡紫色、先は5裂し、反り返る。雄しべは5個、直立し、葯は長楕円形で花柱を取り巻く。雄性先熟で雌しべが成熟し、花柱が現れ、先が開く。液果は紫色、扁球形で直径約1cm。
Homeへ