センニンソウ


                 ’12.10.15撮影 津屋崎(福岡県)

花が終わると花柱がのび、白くて長い毛が密生します。
この様子を仙人の白髪に喩えたと言われています。



                                     ’09.11.4撮影 平戸(長崎県)

                                ’08.8.25撮影  行橋市(福岡県)

             ’08.8.25撮影  行橋市(福岡県)

センニンソウ(仙人草) / キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性の半低木 / 8〜9月 / 日本全土
  道端、林の縁。葉は対生、1回3出複葉〜羽状複葉、時に2回3出複葉、小葉は卵形〜卵円形、時に線状披針形
  〜線形。先端は小さく突出し、全縁。質は厚くてやや光沢がある。花は枝先や葉腋から大きな円錐状の集散花序
  を出して多数つくか、集散状に2〜3個つき、直径2〜3cm。上向きに咲く。花弁はなく、花弁の萼片は4個、平開する。
  雄しべは多数、長さ8〜18mm。果実(痩果)は楕円状卵形。花後、残存花柱は2.5〜3cmに伸び、銀白色の長毛
  が密生する。茎や葉は皮膚にかぶれをおこす有毒物質を含む。漢方では根を利尿、鎮痛などに用いる。

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