サイハイラン '17



緑化しつつある株も咲いています。
花の先端は僅か淡紅紫色を残していますが、唇弁の基部が赤紫色ではありません。
アオサイハイランと呼んでよいのでしょうか。







この谷沿いは薄暗いところですが、サイハイランが群生しています。


’17.5.23撮影 福岡市
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Cremastra variabilis (Blume) Nakai
サイハイラン(采配蘭)/ ラン科 サイハイラン属 多年草 / 5~6月 / 本、四、九、沖
山地の木陰。高さ30~70cm。地下で球茎が数個連なり、一番新しい球茎から、長楕円形の大きな葉を1枚(まれに2枚)出す。花は10~20個総状に下垂し半開。萼片、側花弁は線状倒披針形、唇弁の先端は3裂し、基部にかけてずい柱を包み、赤褐色が目立つ。花色は淡黄緑色~濃い紅紫色まで変異が大きい。和名は花序を采配に見立てた。 緑化個体(アントシアニン合成能力を欠く)を品種アオサイハイランという。 

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