’09.9.25撮影 井原山(福岡県)
’09.9.25撮影 井原山(福岡県)
こんなところに巨大なヒナさんが!
せせらぎ沿いで揺れていたヒナノウスツボは華奢でしたが、これはたくまし過ぎ。
土手の上から、大きな花序が下がっていました。
’05.9.23撮影 三郡山(福岡県)
’05.9.23撮影 三郡山(福岡県)
’05.9.23撮影 三郡山(福岡県)
’05.9.23撮影 三郡山(福岡県) |
ヒナノウスツボとオオヒナノウスツボ、花だけ見ると区別がつきません。
両者を見分けるポイントは以下のとおりです。
オオヒナノウスツボ
日当たりの良い林縁、草地
葉身は画用紙程度に厚く、基部はやや凹むか丸い
花のつく枝は太く斜上し、開かない、
花柄は0.5~1cm。 |
ヒナノウスツボ
山地林下の日陰
葉身は薄く洋半紙程度、基部は楔形
枝は先で分枝し、さらに分枝、横に開く、
花柄は1~3cm。 |
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Scrophularia kakudensis Franch.
オオヒナノウスツボ(大雛の臼壺) / ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属 多年草 /8~9月 /北、本、四、九
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日当たりのいい草地や林縁。草丈1m程度。茎は角ばった4稜があり、直立する。葉は対生して厚く、卵形または長卵形、長さ6~10cm、幅3~5cm。先は尖り、縁には多くのやや尖った鋸歯があり、長さ1~2cmの葉柄がある。花は茎の先によく分枝する円錐花序で多くの花をつけ、花冠はつぼ形、先は2唇形で長さ8~9mm、暗紅紫色で上唇は2裂、下唇は3裂する。果実(蒴果)は卵形で長さ6~9mm。
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<同属>
ヒナノウスツボ : 山地日陰。7~9月、葉の基部は楔形、花柄が長い(1~3cm)。本州~九州
エゾヒナノウスツボ : 海岸。6~7月、茎は太く4角、葉は厚い。 北海道、本(石川県、岩手県以北)
ハマヒナノウスツボ:海岸。7月、エゾヒナノウスツボに似ているが全体に小型。岩手・宮城県
サツキヒナノウスツボ:山地。5月、ヒナノウスツボによく似ているがやや花が大きい。関東地方、滋賀、福井県 |
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