ナミキソウ  '18 '19


             ’19.7.15撮影 福津市(福岡県)



             ’19.7.15撮影 福津市(福岡県)



             ’19.7.15撮影 福津市(福岡県)

かぶと状の上唇からちらっと見えるのが雄しべ、雌しべも隠れています。



                                ’19.7.15撮影 福津市(福岡県)

元気なハマゴウの陰に隠れるように咲いているナミキソウです。
年々に群生密度が減り、コンパクトな株が多くなってきました。





               ’18.7.9撮影 福津市(福岡県)



              ’18.7.9撮影 福津市(福岡県)



                              ’18.7.9撮影 福津市(福岡県)



                             ’18.7.9撮影 福津市(福岡県)



                                ’18.7.9撮影 福津市(福岡県)

山や草原の花は開花が早いのですが、海岸の花はそうでもないようです。
大雨のあとだからかもしれませんが、開花している花が少ないです。
砂浜は暑くて私は15分でギブアップ!
ナミキソウもハマゴウも平気な顔で海を見ています。
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 Scutellaria strigillosa Hemsl.
ナミキソウ(波来草) / シソ科 タツナミソウ属 多年草 / 6~9月 / 北、本、四、九
海岸の砂地。高さ10~40cm。細長い地下茎をのばしふえる。茎、葉に軟毛。葉は対生、長楕円形で先はまるい。縁に鈍い鋸歯がある。茎上部の葉腋に青紫色の唇形花をつける。2個ずつ、同方向を向いて咲く。花穂をつくらない。花冠の長さは2~2.2cm。和名は 波が打ち寄せるような海岸に生えることによる。
   <九州で見かける似たもの比較>
  タツナミソウ : 丘陵草地。花は直立。全体に白毛が密。葉は三角状卵形。草丈20~40cm。
  コバノタツナミ : 主に海岸近く。花は直立。葉は小型で丸い。全体小型、やわらかい毛。 草丈5~20cm。
  ツクシタツナミソウ :山地林内。花は直立。葉は長三角状卵形で、しばしば脈状に淡色の斑。草丈20~40cm。
  シソバタツナミ : 湿った林内。 花は直立。葉の裏面が紫色を帯び、表脈状に濃色の斑。草丈10~25cm。
  ヤマタツナミソウ : 山地の木陰。花は斜上。葉に粗い毛がある。草丈10~25cm。

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