モロコシソウ '07





一見、カラスノゴマのイメージですが、
よく見ると、葉はまったく違い、花はナス科の花に似ています。
花柄が長く、鮮黄色の5裂した花弁がそっくり返り、とってもチャーミングです。

和名は中国産の植物と誤認されたことによるそうです。
そのむかし、中国のことを「唐土」と呼称していた頃があったそうです。


’07.7.13撮影 直方市(福岡県)
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 Lysimachia sikokiana Miq.
モロコシソウ(唐土草) / サクラソウ科 オカトラノオ属 多年草 / 7~8月 / 本(関東南部)~琉
  暖地の海岸近くの林内。高さ30~80cm。葉は細長い卵形で、先が尖る。花は長い柄があり、少し垂れる。
  黄色で5裂し、直径10~12mm、先は反り返る。果実(蒴果)は球形で径約6mm、下向きで灰白色。

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