ヒシ


                          ’08.8.25撮影 行橋市(福岡県)

白い花は一日花。


ヒシ ’04.8.15撮影 今津(福岡県)
                           ’04.8.15撮影 今津(福岡県)

果実が押しつぶされたような形なので「拉ぐ」からヒシと呼ぶようになったとか、
葉の形が菱形だからとか、語源は諸説あるようです。
ヒシも漠然とみんなヒシと呼んでいましたが、メビシ、オニビシ、ヒメビシなどに分けられるそうです。


ヒシの実(硬い皮におおわれた種子の中の白い果実)は食用になり、美味しいそうです。
ただし、アク抜き、加熱が必要なので、下準備がたいへんですね。

 *APG分類体系、従来の分類ではヒシ科
 Trapa jeholensis Nakai
ヒシ(菱) / *ミソハギ科 ヒシ属 1年草 / 7~10月 / 北、本、四、九
池や沼に群生する。葉は水面に浮き、広菱形で不揃いの鋸歯があり、表面は光沢がある。花は両性花で、直径約1cmで白色、ときに淡紅色。花は一日花(主に花は日中に開き夜に閉じる)。子房は片方だけが成熟し、核果となり、両端に萼片が変形した刺がある。核果の刺が2個がヒシ、4個はメビシ。全体に小さいものをヒメビシという。メビシの品種で葉柄が緑色のものがオニビシ。 
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