ヒナノシャクジョウ '21



花被片6個は基部で筒状に合着し、外花被裂片3個は三角形で、內側は黄色。
内花被片3個はへら形で小さい。




数カ所で生えるのですが、見頃の花を探すのが一苦労、
今回も軽い熱中症になってしまいました。

’21.7.24撮影 福岡市
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 Burmannia championii Thwaites
ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖) /ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属 多年草/8~10月/本(関東以西)~沖
  森林の林床。繊細な白色または淡黄色の菌従属栄養多年草で、高さ3~5cm、根茎は球状にふくれ、 多数のひげ根がある。 茎は単立し、鱗片葉は狭卵形から卵形でまばらに互生し、 長さ1.5~4mm。花序柄の先端に2~10個がやや頭状に集まる。 苞は長さ約3mm。 花は白色、 柄がなく、長さ6~7.5mm。 花被片は基部で筒状に合着し、翼がなく、外花被裂片は三角形で、直立、長さ1.5mm 內外、內側は黄色。内花被片はへら形で小さい。 雄蕊は3個、外花被片と互生し、内花被片の下部につき、 花糸はほとんどない。蒴果は倒卵円形で長さ2.5mm内外。和名は小型で、姿が僧侶のもつ錫杖に似ていることによる。 

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