ボンテンカ  '21 22


                                      ’22.10.15撮影 福岡県

いつもの群生地はすっかり様子が変わり、消滅していました。
(重機を通すため、山道が広くなっていました。)
諦めきれず、登山道を登っていくと、もう一箇所、自生地を見つけました。



                       ’22.10.15撮影 福岡県





                                    ’21.10.9撮影 福岡県

ピンクの色彩が南国的です。



                     ’21.10.9撮影 福岡県



                                    ’21.10.9撮影 福岡県

今年もタイミングを外してしまいました。
大半が果実になっていて、残り花がぽつんぽつんと寂しげに揺れていました。



                                      ’21.10.9撮影 福岡県

果実は5つの分果で、星状毛と鈎状毛が多数あります。
剛毛なので、不気味です。
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 Urena lobata L. subsp. sinuata (L.) Borss.Waalk.
ボンテンカ(梵天花 / アオイ科 ボンテンカ属 低木状の多年草 / 9~10月 / 四、九州南部~沖
  本来南方の植物で原産地はわかっていない。高さ60~100mm。葉は深く3~5裂する。表面に暗緑色の雲紋があり、基部は切形。葉柄は1~2cm、副萼片は線状披針形で、長さ3~4mm、萼片よりやや短い。(副萼片はオオバボンテンカより短い)花は直径約2cm、花弁は5個、花柱は雄しべ筒に包まれていて、先端部で10裂する。果実は扁球形で、5つの分果からなり、分果は長さ4mm程で星状毛があり、鈎状毛の先端には逆向きの小刺がある。 

オオバボンテカ Urena lobata L. subsp. lobata との大きな違いは葉の形。ボンテンカのように深く深裂せず、浅く3~5裂した広卵形~円形。

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