タカネコウリンギク  '07  '10


                   ’07.8.14撮影

近似種のコウリンカは本州で数回見ていましたが、九州のタカネコウリンギクは初めてです。
真夏の日射しを燦々と受け、オレンジ色のオーラを放っています。



                  ’07.8.14撮影



                  ’07.8.14撮影

第一印象、小さい!
この峠のタカネコウリンギクは20~30cmくらいの草丈で、花数が5個程度。
甲府や信州で見たコウリンカは50~60cmくらいで花が10個くらい。
迫力には負けますが、こっちのほうが可愛い。(地元びいき)
しかし、大きさは個体差のようです。
タカネコウリンギクは茎に縮れた毛が多く、コウリンカは少しくも毛があるか無毛というのが識別ポイントです。





                     ’10.9.3撮影



                                      ’10.9.3撮影

数カ所に咲いていた筈ですが、今日はこの株しか探せませんでした。



                     ’10.9.3撮影

茎には白毛が多いです。

阿蘇(熊本県)
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 *APG分類体系、従来の分類ではキオン属
 Tephroseris flammea (Turcz. ex DC.) Holub subsp. flammea
タカネコウリンギク(高嶺紅輪菊)/ キク科 *オカオグルマ属 多年草 / 7~9月 / 九州北部
阿蘇、くじゅうの草原。茎の高さは15~40cm。密に長い縮れた毛が密にあり、またくも毛がある。上部に2~7個の頭花を散房状につける。総苞は長さ5mm。舌状花は長さ13~22mm、幅1.5mm、冠毛は長さ約5.5mm。筒状花とともに鮮やかなオレンジ色。大陸系遺存植物。
 <よく似た仲間 > コウリンカ (茎に少しくも毛があるか無毛) 

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