シバネム


                   ’24.9.11撮影 阿蘇市(熊本県)

今回は群生していました。
20日前、探したときは見つけられなかったのに。



                ’24.9.11撮影 阿蘇市(熊本県)

葉は偶数羽状複葉で、面白い形に並んでいます。
葉に触れると、閉じてしまいます。
オジギソウのおじぎ運動(傾性運動)と同様ですよね。
オジギソウの傾性運動は、葉の付け根にある葉枕(ようちん)という組織の膨圧変化により起こるそうです。



                                  ’24.9.11撮影 阿蘇市(熊本県)



                                  ’24.9.11撮影 阿蘇市(熊本県)

葉の付け根に葉枕(ようちん)があるらしい。
白い花だと思っていたのですが、うっすら淡青紫色を帯びていました。
上唇、下唇とも5mm程度で、6mm程度の小さな花です。





                  ’14.9.16撮影 阿蘇市(熊本県)

ツクシコゴメグサを撮影していたら、横にシバネムも花を咲かせていました。

 Smithia ciliata Royle
シバネム(芝合歓) / マメ科 シバネム属 1年草 / 9~10月 / 本州(近畿以西)~九州
低山地~山地の草原。草丈15~50cm。茎は立ち上がるか地を這う。葉は偶数羽状複葉で、小葉は6~16個、葉身は狭倒卵形、長さ5~12mm、幅2~4mm。先は円く、基部は円形、裏面と縁にまばらに剛毛がある。托葉は黄褐色で膜質。花は葉腋の偽総状花序となって1花序に3~10花つき、淡青紫色、長さ約6mm。小苞は楕円形、緑色、長さ4~5mm、縁毛がある。萼は上下2唇に分れ、上唇は下唇より大きく卵形、長さ5~7mm。果実(豆果)は5~7個の小節果からなり、小節果はほぼ円形で、径1~1.5mm、疎らに乳頭状の突起があり、節で折れ曲がって腹側でお互いに接し、裂開しない。 

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