オグルマ


                         ’06.8.20撮影




                         ’07.8.14撮影



                        ’06.8.20撮影



                                         ’06.8.20撮影


オグルマの葉はカセンソウよりやわらかで、白い短毛が多く裏面がやや白っぽく見えます。
(ウェットな環境に生育するもののほうが短毛が多いようです)
葉の裏面の脈は隆起しないと図鑑には書いてありましたが、オグルマも隆起しているのです??↑
葉裏の脈の隆起では識別が出来ないことがわかりました。
一番分かりやすいのは総苞だと思います。↓
オグルマは総苞片に大小が少なく、ほぼ同長、カセンソウはかなりばらつきがあり、幅が少し広い。
全開した花より、蕾の方がわかりやすいです。




他に九州ではホソバオグルマ、変種のエダウチオグルマもあって、オグルマ属の識別は手こずりそうです。


阿蘇外輪(熊本県)

  Inula britannica L. subsp. japonica (Thunb.) Kitam.
オグルマ(小車) / キク科 オグルマ属 多年草 / 7~9月 / 北~九
  湿地や田のあぜなど。茎の高さ20~60cmで毛が密生する。根生葉は花期に枯れる。茎葉は広披針形~
  長楕円形で先端は尖り、基部はなかば茎を抱く。茎の上部で枝分かれし、枝先に花をつける。頭花は黄色、
  直径3~4cm。総苞は半球形で、総苞片はほぼ同長で5列に並ぶ。冠毛は長さ約4.5mm。

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