オグラセンノウ '08


            ’08.7.27撮影 阿蘇外輪(熊本県)



             ’08.7.27撮影 阿蘇外輪(熊本県)


ややピークを過ぎていましたが、阿蘇の湿地に小群生していました。

和名の由来を調べてみたのですが、ハッキリしません。
オグラは京都の紅葉の名所、小倉山に見立てたものではという説がありました。
センノウ属のLychnishaはギリシャ語の「lychnos(炎)」に由来しているとか。
阿蘇のセンノウ姉妹たちは赤く燃える炎のようです。


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 Silene kiusiana (Makino) H.Ohashi et H.Nakai
オグラセンノウ(小倉仙翁)/ ナデシコ科 センノウ属 多年草/ 7~8月/ 本(中国地方)、九(大分・熊本県)
大陸系植物。山間の湿地。高さ60~100cm。茎には下向きの毛がある。葉は線状披針形、長さ4.5~11cm、幅6~12mm、鋭尖頭、両面や縁にまばらに毛があり、無柄。花は2出集散花序に1~4個つき、頂生花の花柄は長さ6~16mm。萼は細長く、長さ2~2.5cm、有毛。花弁は紅色、舷部は倒卵形、長さ約1cm。花弁の舷部は細かく深裂し、ナデシコ属の花を思わせる。蒴果には短い柄があり、円筒形で、長さ約1.4cm。種子は腎形で突起がある。和名の由来は不明。

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