ツクシタツナミソウ



登山道に入るとツクシタツナミソウが花盛り。

’10.6.3撮影 菊池市(熊本県)
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 ※シソバタツナミの変種ではなくなった。以前の学名はScutellaria laeteviolacea Koidz. var. discolor (H.Hara) H.Hara
 Scutellaria kiusiana H.Hara
ツクシタツナミソウ(筑紫立浪草) / シソ科 タツナミソウ属 多年草/ 5~6月/本州(中国地方西部)~九州
常緑樹林下。高さはふつう10~30cm基部を除き、上向きに曲がった毛のみがある。葉は一般に中部より下のものが最も大きく、上部のものは次第に小形になることが多い。葉柄は長さ1~3cm、葉身は長卵形または三角状長卵形で長さ1.5~4cm、幅1~2.5cm、鈍形で基部は切形、縁には4~7対の鋸歯があり、両面に曲がった細毛がまばらに生え、上面は暗緑色でしばしば脈にそって斑が入り、下面は紫色を帯びる。花穂は長2~5cm、花冠は長さ1.5~2cm。花筒の基部で直角に曲がって直立し、上唇とともに紫色、下唇の長さは4~5mm、中心部は白色で紫斑があり、縁は帯紫色。白花のものをシロバナツクシタツナミという。

  <ツクシとシソバの違い>
   ツクシは葉が長細く、脈に沿った斑が目立つ。 生育環境はシソバの方が暗く、湿った場所。
   ※ 葉裏が紫色だとシソバと言いたくなるが、ツクシも紫色の個体もある。 

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