キジムシロ

                                           ’03.4.5撮影  阿蘇外輪(熊本県)


                          ’03.4.5撮影  阿蘇外輪(熊本県)


                                ’02.4.2撮影  阿蘇外輪(熊本県)


              ’13.2.24撮影   阿蘇外輪(熊本県)

野焼きの草原にムシロを広げているのはキジムシロ。
キスミレと一緒のイエロー光線を振りまいています。

この種の花はみんな似ていますね。
必ず、葉と葉の構成を観察することにしています。
(キジムシロの小葉は5~9個。ミツバツチグリは3小葉)
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 Potentilla fragarioides L. var. major Maxim.
キジムシロ(雉筵) / バラ科 キジムシロ属  多年草 / 4~5月 / 日本全土
乾いた草地や明るい雑木林。和名の由来は、花後の葉が放射状に展開し、その株の姿がキジが休むムシロに例えられたことによる。高さ5~30cm。全体に粗い毛がある。葉は5~9個の小葉をもつ奇数羽状複葉で、頂小葉がもっとも大きい。花は黄色で直径1~1.5cm。
<近縁種>
エチゴキジムシロ : 本州北部の日本海側に分布。小葉は5枚。
ミツバツチグリ:北海道-九州に分布。小葉は3枚。
イワキンバイ :北海道-九州に分布。山地の岩上に自生、小葉は3~5枚。
ツルキンバイ : 本州(関東以西)-九州に分布。長い匐枝を出す、小葉は3枚、まれに5枚。
ミヤマキンバイ : 北海道、本州北部の高山の岩礫地に自生。小葉は3枚。
 

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