イワカガミ Aso'18



いつもの岩は半分崩落していましたが、残ったところにイワカガミがしがみついていました。
ピークは過ぎていましたが、思った以上に元気です。
お鉢周りも解除になったようですが、最初の崩落箇所で危険を感じ引き返しました。














赤い花柱のまわりに雄しべが5個、その間にちらっと見えるは仮雄しべ、
短いのでわかりづらいですが、白毛で覆われています。

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’18.5.12撮影 杵島岳(熊本県)
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 Schizocodon soldanelloides Siebold et Zucc. var. soldanelloides
イワカガミ(岩鏡)/ イワウメ科 イワカガミ属 多年草 / 4~7月 /  北海道~九州
山野の岩場や高山の草地。和名は葉の表面に光沢があることから。葉の間から10~20cmの花茎をのばし先に淡紅色の花を3~6個つける。花冠は直径1~1.5cm、先が5裂し、裂片のふちは細かく裂ける。白花品種はシロバナイワカガミという。イワカカミ属はイワカガミとヒメイワカガミの種に別れる。
<イワカガミの主な変種>
 コイワカガミは高山に生え、全体に矮小化しており、葉の鋸歯があまりとがらない。
 オオイワカガミは葉が大型で円形で、縁に多数のとがった鋸歯がある。
 ヒメコイワカガミは屋久島の上部に生え、葉がごく小さく、縁の鋸歯が少ない。
 

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