阿蘇の自然歩道脇に咲いていました。 茨城県の海浜公園に咲く、ハナハタザオとはイメージが違いますが、ハナハタザオだと思います。 周辺を探しましたが、この1株しか確認できませんでした。 2年草なので、この株は今年で終わりです。 ぱっと見はハマダイコンに見えたのですが、 花弁の長さは1cmくらい(ハマダイコンの1/2くらい)、根生葉がありません。 画像ではわかりませんが、ダイコン属の雄しべはすべて離生していて、角果は裂開しない。 ハマダイコンの果実はくびれがある。 ハナハタザオ属は世界に約10種あり、日本にはハナハタザオの1種のみ。 図鑑の検索表によると、ハナハタザオ属の特徴は 角果の太さはほぼ一定。 長い4個の雄しべの花糸は2個ずつ合着する。 植物体に腺毛はない。 ハダニのような虫がくっついていたので、寄生されて弱っているのかもしれません。 ’24.6.13撮影 阿蘇外輪(熊本県) |
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