ダルマギク '04
今年もダルマギクは盛大に咲いていたようです。
11月になると、満開を過ぎて熟女が多くなっていましたが、
全盛期を想像できる光景でした。
一部、ハマベノギクと一緒に咲いているところがあり、
区別がつきにくいかもしれませんが、
ダルマギクは葉や茎に軟毛が多く、根元の葉がロゼット状になっています。
ハマベノギクはほとんど無毛で葉に艶があります。
’04.11.3撮影 糸島半島(福岡県)
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Aster spathulifolius Maxim.
ダルマギク
(達磨菊)/キク科 シオン属 多年草/10~11月/本州(中国地方の日本海側)~九州(北部~西岸)、島嶼(対馬、甑島、隠岐)
西日本の対馬海流に沿った、海岸の岩上。草丈20~25cm。茎はよく分枝し、基部はやや木質化し、全体に密に長軟毛と腺毛があり、やわらかい。花がつかない茎の葉はロゼット状になり、倒卵状さじ形で、長さ3~9cm、幅1.5~5.5cm。質は厚く、全縁で両面に密に軟毛がある。茎葉はさじ形で小さい。頭花は径3.5~4cm。舌状花は青紫色~白色で、総苞片は3列で先が尖った線形。筒状花の花冠は長さ6~7mm。そう果は扁平な長楕円形で、長さ3.5mm。冠毛は長さ4~5mm。
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