ハマヒサカキ


                                  ’18.11.13撮影 福岡市東区

鳥見中、臭気が? この匂いはハマヒサカキ。
近づくと、花盛りでした。
花も果実もヒサカキによく似ていますが、葉の先が丸く、葉の主脈がへこんでいます。
花の臭いはヒサカキ同様、都市ガスの臭いがします。



   雄花                          ’01.12.2撮影 指宿市(鹿児島県)



  雄花                            ’02.12.13撮影 福岡市東区

↑雄しべがたくさんあるので、雄花です。
↓雌花は雄花より小さく、雄しべが退化しているそうです。



雌花               ’18.12.1撮影 長崎市





< 参考 : ヒサカキ >
 Eurya emarginata (Thunb.) Makino
ハマヒサカキ / モッコク科 ヒサカキ属 常緑低木 / 花期10~12月  / 本(千葉県以西)~沖
 暖地の海岸。海岸林、庭や公園などにも植えられる。同属のヒサカキより葉がまるく、分厚く、光沢があり、乾燥などに強い。高さ2~4m。花の付き方などはヒサカキに似ているが若枝には褐色の毛が多く、葉はヒサカキより小さく先が丸い。雌雄別株で雄花のほうが大きく、直径約4mm。果実は液果で直径5mmほどの球形。熟すと黒紫色になる。

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