シチメンソウ

                            ’04.11.14撮影 東与賀海岸(佐賀県)

今年もピークを過ぎていたので、やや色がくすんだところもありますが、赤い絨毯を敷き詰めたよう。
1週間前だったら、もっと鮮やかだったことでしょう。


                             ’04.11.14撮影 東与賀町干潟よか公園(佐賀県)

ハママツナとよく似ていますが、その特徴は
シチメンソウは葉の断面が丸く、葉の先も丸い。
ハママツナは葉の断面が丸みをもった三角形で、葉の先はやや尖っている。
写真ではわかりませんね。(~_~;)(-.-;)
シチメンソウ ’00.11.11撮影 東与賀海岸 シチメンソウ ’00.11.11撮影 東与賀海岸
                      ’00.11.11撮影 東与賀海岸(佐賀県)

 
 **APG分類体系、従来の分類ではアカザ科
 Suaeda japonica Makino
シチメンソウ(七面草) / *ヒユ科 マツナ属 1年草 / 本州西部、有明海沿岸の泥湿地
 和名は葉の色が緑→赤→紫、紅色と変わっていくのを七面鳥の顔に見立てたもの。
葉の幅は2~3mm。断面は丸く先端も丸い。周防灘と有明海沿岸にわずかに見られる。
 <よく似たもの>
  ハママツナ:葉は幅1~2mmの線形で先端が尖っている。断面は丸みをもった三角形。
  ヒロハマツナ:葉は幅2~4mmで、先端が尖っている。断面は平たい。

Homeへ