ホソバハマアカザ
’04.11.6撮影 和白干潟(福岡県)
紅葉してると思ったのですが、まだこの通り。
ウラギクと一緒に群生しています。
’03.11.8撮影 多々良川(福岡県)
よく似たホコガタアカザ(ヨーロッパ原産の帰化植物)が入ってきて、
ホソバハマアカザを脅かしています。
’03.11.15撮影 新門司海岸 (福岡県)
アカザの仲間は無視しがちですが、紅葉してくると気になります。
たくさんついた果実も紅葉しています。
*APG分類体系、従来の分類ではアカザ科
Atriplex patens (Litv.) Iljin
ホソバハマアカザ
(細葉浜藜) / ヒユ科 ハマアカザ属 1年草 / 8~10月 / 北、本、四、九
海岸の砂地。葉は互生し狭披針形~線形。若葉には白い粉状物がある。花穂には雄花と雌花がまじってつく。雄花は苞がなく、花被は4~5裂する。雌花には苞が2個あり、花被はない。雌花の苞は花のあと胞果を包む。
類似のハマアカザは葉の基部の幅がやや広く、下部の葉の基部は鉾形に張り出す。苞が大きく、種子も大きい。ホコガタアカザはヨーロッパ原産の帰化植物葉で色は同じだが、葉の形が三角形に近い鉾形。種子の形はよく似ており、小さい黒色のものと褐色で大きいもの2型がある。
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