アゼトウナ


                 ’02.11.17撮影 元猿海岸(大分県)



                 ’03.11.23撮影 元猿海岸(大分県)

花はホソバワダンとよく似ていますが、
アゼトウナほうが葉が丸くて厚いので見分けることができます




                              ’06.10.21撮影 日向市(宮崎県)

開花し始めていました。


              ’06.10.21撮影 日向市(宮崎県)

Crepidiastrum keiskeanum (Maxim.) Nakai
アゼトウナ(畔唐菜)/ キク科 アゼトウナ属 多年草 /8~12月 /
                          本(伊豆半島~紀伊半島)、四、九(大分・宮崎県)
  太平洋側の日当たり良い海岸の岩上。全体に無毛。茎は太く、這って広がり、ロゼット状になる。葉は厚く、倒卵形。葉先が円く、基部は次第に細くなって翼になり、縁に細かい鋸歯がある。根生葉は下半部が羽状に切れ込むことがある。花は黄色。頭花は側枝の先に密散房状につく。総苞は筒状で、内片は7~8個、外片は短くて1~2列。花冠は長さ12~13mm。痩果は紡錘形で、やや扁平。冠毛は長さ約5mm、毛が多い。
<アゼトウナ属の似たもの>
ホソバワダン:葉先が尖り、全縁。根生葉は羽状に深裂することもある。日本海側の島根県、山口県から沖縄
ワダン:亜低木、草丈が高く、茎葉の数が多くキャベツ状に重なりあう。千葉県~静岡県、伊豆諸島 

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