ホソバワダン in Kagosima


                              ’19.11.10撮影 いちき串木野市(鹿児島県)

サツマノギクは蕾でしたが、ホソバワダンは開花していました。
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 Crepidiastrum lanceolatum (Houtt.) Nakai
ホソバワダン(細葉わだん)/キク科 アゼトウナ属 多年草/10~1月/本(島根・山口県)、九(東海岸)、沖
 
 海岸の岩場、礫地、草地。草丈20~30cm。年ごとに肥大生長する主幹がある。茎は太くて短く、株状になって側枝を出し、10~20cmの長さで地につき、ロゼット状の根生葉をつける。根出葉は長楕円形のものと羽状に深裂した葉の2形がある。茎葉は小さく、基部は茎を抱く。頭花は根生葉の葉腋から側枝を出して先端に密に散房状につき、黄色で径1~1.5cm。

ハマナレン:根出葉が羽状に切れ込む品種。
アゼトウナ:太平洋岸や四国,九州の日向灘沿岸に分布し、葉の基部は茎を抱かない。
ワダン:本州の千葉県~神奈川県・伊豆諸島に分布、茎葉の数が多くキャベツ状に重なりあう。
ヤクシホソバワダン:ヤクシソウとホソバワダンの雑種。

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