テリハノイバラ

 
                                  ’01.6.3撮影 角島(山口県)



                 ’01.6.3撮影 角島(山口県)

ふつうノイバラより葉の先が丸く、ピカピカしています。


           ’08.10.27撮影 糸島半島(福岡県)

テリハノイバラが寒風のなか1輪残っていました。
真っ赤に熟した実が可愛らしいです。
ノイバラの実より細長いように思います。
果実は萼筒が大きくなったもので偽果といい、先端に花柱と萼片のなごりが残っています。

 Rosa luciae Rochebr. et Franch. ex Crép.
テリハノイバラ(照葉野薔薇)/ バラ科 バラ属 落葉または常緑つる性低木/ 6~7月 / 本州~沖縄
海岸、河原、山の草地。茎は地面をはってのび、わずかにトゲがある。葉は奇数羽状複葉で、7~9の小葉からなる。小葉は厚く、円形または広卵形で、縁にはあらい歯牙があり、表面は深緑色で光沢あり、裏面は黄緑色になる。枝の先端に径2~3.5cm の白色の5弁花を、数個から数10個つける。花序の主軸は稲妻形に屈曲する。花はノイバラよりも大きく、芳香がある。果実はやや大きく、長さ8~10mm の卵球形になり、赤熟し光沢がある。

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