ハマウツボ '18












不気味な花をクローズアップ!
柱頭の先が2個の球形になっていて、下に雄しべの4本のうち2本が突き出ています。




昨年秋の台風で玄界灘に面した海岸の植物は大打撃を受け、心配していたのですが、
カワラヨモギは昨年以上に群生していました。
ハマウツボは少なめでしたが、いつもの美しい風景に戻っていました。

’18.5.19撮影 福岡県
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ハマウツボ(浜靫) / ハマウツボ科 ハマウツボ属 1年生寄生植物 / 5〜7月 / 日本全土 
  海岸や河原の砂地。キク科のヨモギ属、特にカワラヨモギに寄生することが多い。全体に軟毛が多く、茎は黄褐色
  で直立し、高さ10〜25cm。茎の上部に紫色の花が穂状に多数つく。花冠は唇形で長さ約2cm。上唇は凹頭、
   下唇は3裂する。雄しべ4個、うち2個が短い。雌しべ1個、柱頭は中間でくびれ2個の球形になる。

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