ハマサジ












海岸の草本は枯れて赤褐色になっていますが、そのなかで異彩を放っていたのが、ハマサジの根生葉。
訪れたのが、満潮に近かったので、水没した株も多く見られました。
少数ですが、まだ花をつけている株もあり、びっくり。

’18.1.20撮影 天草郡(熊本県)
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 Limonium tetragonum (Thunb.) A. A. Bullock
ハマサジ(浜匙)/イソマツ科 イソマツ属 越年草又は多年草 /9~11月/本(宮城以西の太平洋側)、四、九
海岸の砂地 和名は海岸に生え、葉がサジに似ていることによる。高さ30 ~ 50cm。葉は根元に集まってつき、長さ8~17cm。長楕円状へら形で、厚くて光沢がある。葉の中心から花茎をのばし、多数の小穂をつけた円錐状の花序をつくる。ひとつの小穂に完全な花1個と不完全な花1個が苞に包まれてつく。花冠は漏斗形で5深裂して萼よりやや長く、長さ7mm、上部は黄色をおびる。果実はそう果で紡錘形。

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