トックリキワタ
初冬だというのに艶やかな花が満開です。
繊細な美しさは感じませんが、
陽気で派手な咲きっぷりは南国の日差しにぴったりです。
幹は下のほうが膨らんで、徳利形、
名前はここから来ているようです。
更によく見ると幹はカラスザンショウのように刺だらけです。
刺は何のためにあるのでしょうね。
外敵から身を守るため?
果実のなかにはパンヤが詰まっていて
クッションや枕などに使えるそうです。
’06.11.25撮影 那覇市(沖縄県)
’07.2.16撮影 糸満市(沖縄県)
Ceiba speciosa (A.St.Hil.) Ravenna
トックリキワタ
(徳利木綿) / パンヤ科 落葉高木 / 10~12月 / 原産地:ブラジル~アルゼンチン
街路樹ととして植樹される。スペイン語で"Palo borracho"(酔っぱらいの樹)と呼ばれる。これは樹の幹が
膨らんで、酔っぱらいの腹のように見えることに由来する。花の直径は10cmほど。直径15cmほどの実が
割れると、綿様の長い毛にくるまれた種子が舞い散る。
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