Murdannia loriformis (Hassk.) R.S.Rao et Kammathy
シマイボクサ(島疣草)/ ツユクサ科 イボクサ属 1年草 / 5~11月 / 九(南部)~沖縄
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湿った畑や荒地、水田に生育する多年草。茎は下部で分枝し、拡散しまたは斜上し、長さ15 ~ 50 cm、無毛または片側に微軟毛がある。根出葉は狭線形
~ 披針形、長さ3 ~ 15 cm、幅3 ~ 12 mm、鋭頭、葉縁基部から葉鞘の縁にかけて繊毛がある。茎葉は根出葉より短く、鞘の口の片側だけに縁毛がある。花は直径約5
~ 9 mm、茎頂または葉腋から集散花序となる。花序柄は長さ約2.5 cm。苞は長さ約4 mm。萼片は3個の楕円形で先がやや円く、長さ3 ~
4 mm。花弁は3個、白色 ~ 淡紫色、やや円形。花糸に毛があり、稔性の雄ずいは2個、仮雄ずいは3個。雌ずいは1個。さく果は楕円形で3稜があり、長さ約
3 mm、3室があり各室に2個の種子が入る。 |
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