Cirsium brevicaule A.Gray
シマアザミ(島薊) / キク科 アザミ属 多年草 / 1~9月 / 奄美大島~徳之島
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海岸の砂浜や岩場。枯れず、葉身は長楕円形~狭卵形、長さ10~50cm、幅4~10cm。羽状に深裂~中裂し、裂片は10~13対、基部は翼状になって茎を抱き、長さ2~8mmの刺がある。質は厚く光沢があり、表面に白毛、裏面にクモ毛と白色の多細胞毛があり、時に裏面脈上に長毛がある。茎葉は披針状楕円形~披針形で漸次小さくなり、羽状深裂する。頭花は枝先に直立~斜上してつき、単生か3~6個が散房状に密集する。頭花の柄は長さ5~10(-15)cm。花冠は長さ18~22mm、わずかに黄色を帯びた白色、狭筒部は明らかに広筒部より長い。総苞は球形~椀形、長さ15~20mm、径18~32mm、緑色でわずかにクモ毛がある。総苞片は11~12列、圧着し上端はわずかに斜開し、腺体がないため粘らない。果実(痩果)は長さ約4mm、灰褐色。冠毛は長さ10~13mm。 |
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