オキナワスミレ










色の濃い花は少なく、白っぽい淡紫色の花がほとんどです。





花はタチツボスミレに似ていますが、距はタチツボスミレより短いです。、








隆起サンゴ礁の岩隙に生える希少なスミレです。
葉も花もぱっと見はタチツボスミレに似ていますが、同じ類ではなく、ウラジロスミレ類だそうです。
か弱そうなのに、厳しい環境に負けず生き続けているたくましさに、感動!
やっと逢えた喜びと相まって、じんわりハートが熱くなりました。

’17.2.27撮影 沖縄本島(沖縄県)

 Viola utchinensis Koidz.
オキナワスミレ(沖縄菫)/ スミレ科 スミレ属 多年草 / 2~4月 / 沖縄県(固有)
海岸の隆起珊瑚礁の岩隙。 タチツボスミレに似るがウラジロスミレ類に分類される。草丈5~10cm。葉は卵状~広卵状で、長さ2~3cm、鈍頭で基部は深い心形で無毛。表面は濃緑色で光沢がある。裏面は白緑色。花は径1.5~2cm、淡紫色で白っぽいものが多い。側弁の基部は無毛。花弁は細く平開する。花のあと茎が地表をはい新株をつくる。 果実は球形に近い。 

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