クチバシグサ '05 '14

スズメノトウガラシモドキとしていましたが、クチバシグサと訂正します。

                      ’14.10.22撮影



                                      ’14.10.22撮影

9年前と同じようなところにたくさん咲いていました。
*スズメノトウガラシは田んぼの畦や休耕田で見かけますが、こちらは山地の湿ったところが好きなようです。
スズメノトウガラシモドキとしていましたが、
沖縄本島のものは匐枝を出す、クチバシグサのようです。
*スズメノトウガラシはヒロハスズメノトウガラシとエダウチスズメノトウガラシに分けられました。

参考までにヒロハスズメノトウガラシです。





                            ’05.10.22撮影



                              ’05.10.22撮影



                                      ’05.10.22撮影

花はヒロハスズメノトウガラシに似ているけれど、葉が違います??
(本種は葉の鋸歯多く、先端がが鈍頭です。)
(ヒロハスズメノトウガラシの葉は倒披針形で先端が尖り、鋸歯が5~8個程度です。)

 沖縄本島北部

*APG分類。従来の分類ではゴマノハグサ科
クチバシグサ(嘴草) / *アゼナ科 アゼナ属 1年草 / 8~12月 / 徳之島、沖縄
  高さ10~20cm、茎の下部は匍匐状になる。葉は対生、楕円形~広楕円形で、先端は鈍頭、縁には鋭く
  細かい鋸歯がある。葉の表面には短く粗い毛を密生し、裏面は無毛。花冠は淡紅白色または淡紅紫色で
  長さ6~7mm。上唇は2裂し、下唇は3深裂する。果実(蒴果)は狭円筒形。
  <本種とスズメノトウガラシモドキとの違い>
  本種は匍枝を出すこと、葉は円みの強い楕円形で無毛。鋸歯は鋭く尖るが芒状にならない。

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