イソノギク '05







ハマベノギクに比べると花が少し小型で、花色はごく僅かに淡紫色を帯びた白色です。
葉の形はハマベノギクによく似ています。

花をつけていないものは立派なロゼット葉を広げています。
もう少し葉が広いオキナワギクは走出枝を出し花期にも根生葉があるそうです。


 ’05.3.6撮影 沖縄本中南部
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 Aster asagrayi Makino
イソノギク(磯野菊) / キク科 シオン属 多年草 / 周年 / 奄美~沖縄本島
 海岸の岩場。草丈15~40cm。茎はやや無毛で、分枝して斜上または倒伏して伸びる。花茎の根出葉や下部の葉はさじ形、長さ1~4cm、幅4~10mm。茎葉は多数つき、さじ形で長さ1.8~3.2mm。花をつけない株は根出葉がロゼット状になり、縁に毛がありやや厚い。頭花は単生または疎らな散房状につき、径2.5~3.5cm。舌状花は淡青紫色(白色に近い)で、筒状花は長さ約4.5cm。そう果は扁平で倒卵形、長さ約4mm。冠毛の毛は帯赤色。与那国島には茎や葉に毛が多いヨナグニイソノギクがある。

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