ベニツツバナ










林の中はクワズイモやヘゴやシダ類ばかりだったのですが、
蝶が舞っているほうに近づくと、このベニツツバナが群生していました。
ツマベニチョウとベニツツバナ、エキゾチックな光景に見とれてしまいました。

’14.10.21撮影 沖縄県北部

 Odontonema strictum (Nees) Kuntze
ベニツツバナ(紅筒花)/ キツネノマゴ科 オドントネマ属 常緑半低木/ 1年中/ 原産地は中央アメリカ
沖縄などで林の中または林のふちに野生化している。高さ1~2 m。根元で枝分かれし、株立ち状になる。葉は長さ10~30 cmの楕円形で先は尖り、単葉で全縁、対生する。葉柄は1.5 cmほど。托葉は無く、葉や茎は草質。長さ10~30 cmの穂状の円錐花序を頂生または腋生する。花は赤く、長さ3 cmの筒状で、チョウが吸蜜に訪れる。花冠は直径1.3 cm、先端は5裂する。花後、隣接する萼が連なり鶏冠状を呈する。深紅の筒状の花を多数つける様子は花の少ない時期に目を引く。果実は褐色の蒴果で、長さ2 cm前後のこん棒形。

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