アダン
’06.9.8撮影 西表島(沖縄県)
太い幹は屈曲し、葉の縁には鋭いトゲがあり、果実は赤く熟し、
かなり印象的でした。花もみたいな。
’06.9.8撮影 西表島(沖縄県)
アダンはタコノキ科タコノキ属です。
タコノキって、どんな木?
調べてみると、よく似ていましたが、幹がすらりと伸びて、果実も赤く熟さないそうです。
’04.4.4撮影 龍郷町(奄美大島)
’04.4.4撮影 龍郷町(奄美大島)
パイナップルのような果実ですが、繊維が多く食用には適さないそうです。
Pandanus odorifer (Forssk.) Kuntze
アダン
(別名シマタコノキ)/ タコノキ科 タコノキ属 常緑小低木 / 花6~8月 / トカラ列島~沖
高さ2~6m。枝は太く横に広がり、支柱根を垂らして茂る。葉は線状披針形で、長さ1~1.5m、幅3~5cm。先は尾状に伸び、縁には鋸歯状の短い刺があり、基部は茎を抱き、断面は三角形。質は厚くて硬い。花は雌雄異株で、雄花序は長さ20~25cm、数枚の黄白色の葉状の総苞に包まれ、5~7個で長さ4~5cmの肉穂花序が疎らにつく。雌花序は軸の先につき、頭状~楕円状の肉穂花序となる。果実は多数集まって長さ15~20cmの広楕円形~球形の集合果となる。葉は屋根ふき材料、敷物などに利用される。
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