ツルウリクサ



やっと発見! デカい!
最初に見つけた花は特に大きく直径5cmくらいあり、びっくり。
基本、自力捜索なので、徒労に終わることも多いです。
が、見つけたときの喜びは、最高!




いろんなものに絡みついているのでツルウリクサの葉がどれなのか分かりづらいですが、
上の画像では右側、下の画像では左側に見える三角状卵形の葉がツルウリクサの葉です。










ウリクサは何度か見ているのに、花が小さいので、雄しべの形がユニークなことに気が付きませんでした。
ツルウリクサは3~4倍大きいので、雄しべがよく見えます。
雄しべは4個あり、上2個は花糸が花冠の外で丸を作ってOKサインしてるようで、ニンマリ。

’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)

 Torenia concolor Lindl.
ツルウリクサ(蔓瓜草)/ アゼナ科 ハナウリクサ属 多年草/3~11月/九州(奄美大島)、沖縄(沖縄島、宮古島)
  低地の湿った林縁。草丈30~80cm。茎はよく分枝して匍匐し、節から根を出し、先は斜上する。葉は対生、葉身は三角状卵形~狭卵形、長さ6~20mm、幅4~5mm。先は鋭頭、基部はやや心形、縁には3~6対の低い鋸歯がある。両面に疎らに軟毛がある。葉柄は長さ5~10mm。花は上部の葉腋から細い花柄を出し、唇形で長さ3~4cmの青紫色の大きい花を1花つける。花冠は濃青紫色、長さ3~4cm、2唇形、萼よりも1~2cm長く、上唇はほぼ円形で長さ約10mm、下唇は3裂する。雄蕊は4個、下裂片につく雄蕊は基部に付属体がある。蒴果は狭長楕円形、長さ1~1.5cm、萼に包まれる。萼は筒状、長さ1.5~2cm、花後伸長し長さ約2.3cmになり、5稜があり稜上に狭い翼が出る。萼裂片は長楕円状狭卵形、長さ7~9mmで鋭尖頭。花柄は長さ1.5~5.5cm。果実(蒴果)は狭楕円形、長さ1~1.5cm、萼に包まれる。絶滅危惧I B類(EN)

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