シマツユクサ
シマツユクサのY字形雄しべは紺色で、
よく似たカロライナツユクサは花が小さく、Y字形雄しべが白色だそうです。
カロライナツユクサは比較的新しい帰化植物で西日本の各地で生息が確認されていますが、
奄美大島はまだ確認されてないようです。
お昼を過ぎたばかりの時間ですが、どの花もこんな状態、しぼみかけています。
この状態では雄しべ、雌しべの位置が乱れていて、判断できませんが、シマツユクサとします。
’25.9.30撮影 奄美大島(鹿児島県)
Commelina diffusa Burm.f.
シマツユクサ
(島露草)/ツユクサ科 ツユクサ属 1年草/3~11月(沖縄は1年中)/九州(南部)~沖縄
湿り気のある道路際、荒地。草丈60~90cm。茎は下部で分枝し、匍匐または斜上し、節から根を出す。葉は披針形~卵状披針形で長さ4~7cm、幅1.2~1.5cm。先は尖り、基部は無柄、葉鞘は長さ1~2.5cm。花は直径約1.2cm、花弁は3個、淡青色で下方の小型の1個も極端に小さくはない。総苞はツユクサ同様縁が合着せず、卵形~卵状披針形で長さ約1.5cm、先は細長く尖る。花柄は総苞から突出する。果実(蒴果)は3室がある。
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