シマギンレイカ

’１０．４．２５撮影　奄美大島(鹿児島県) 　　　　　　　　　　　　　　　’１０．４．２５撮影　奄美大島(鹿児島県) ぱっと見はギンレイカと同じに見えますが、花を見ると、 雄しべが長いことに気づきます。 雄しべが長くても、地味さかげんは変わりません。

Lysimachia decurrens G.Forst. シマギンレイカ（島銀鈴花）／　サクラソウ科　オカトラノオ属　多年草／　４～５月／　鹿（屋久島）～沖 林内のやや湿った所。草丈４０～８０ｃｍ。茎は直立して上部で分枝し、無毛で稜がある。葉は互生し、葉身は広披針形～狭卵形で、長さ５～１４ｃｍ、幅１．５～４ｃｍ。先は尖り、基部は次第に狭まって柄となり、裏面に赤褐色の細点が散らばる。花は枝先に総状花序となって疎らにつき、花冠は白色、鐘形で長さ３～４ｍｍ、先は５裂するがあまり開かない。萼は５深裂し無毛、裂片は披針形で花冠と同長。雄しべは長く、花冠から飛び出る。果実（蒴果）は球形で径約４ｍｍ。

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